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iPhoneの盗難デバイスの保護とは?設定と常にの違い
- 公開日:2026/3/26
- 最終更新日:
- iPhone
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iPhoneには、連絡先や写真だけでなく、保存パスワード、Apple Pay、eSIM、Apple Accountなど大切な情報が集まりやすくなっています。だからこそ、端末を盗まれたうえにパスコードまで見られた場合に、どこまで被害を抑えられるのかを事前に知っておくことが大切です。
- 「盗難デバイスの保護」が普通の画面ロックと何が違うか
- オンにすると何が守られ、何は別対策が必要か
- 設定方法と「常に」「普段いる場所から離れているとき」の選び方
こんな方におすすめの記事です
- iPhoneを外へ持ち歩くことが多く、盗難や置き引きが不安な方
- Apple Pay、保存パスワード、eSIMなどを日常的に使っている方
- 「常に」にするべきか迷っていて、使い勝手も含めて判断したい方
本記事では、iPhoneの盗難デバイスの保護の仕組み、設定方法、「常に」と「普段いる場所から離れているとき」の違い、そして紛失モードとの役割分担までわかりやすく解説します。2026年1月30日に公開されたApple公式情報をもとに整理しています。(専門知識は不要です!)
💡 盗難デバイスの保護は「玄関の鍵の先にある金庫の鍵」
通常の画面ロックは、家の玄関の鍵に近い仕組みです。ところが、もし鍵番号まで知られてしまったら、玄関を開けられる可能性があります。盗難デバイスの保護は、その先にある金庫に別の鍵を付けるようなものです。パスコードを知られていても、一部の重要操作はFace IDやTouch IDがないと進めず、さらに重要な設定変更には待機時間まで入るため、被害の拡大を遅らせやすくなります。
iPhoneの盗難デバイスの保護とは?まず押さえたい結論
「盗難デバイスの保護」は、iPhoneを盗まれ、しかもパスコードまで知られた場合の被害拡大を抑えるための機能です。Appleは、iPhoneが自宅や職場などのよく知っている場所から離れている間、一部の操作に対するセキュリティ要件が厳しくなると案内しています。詳しい仕様は、Apple公式の解説ページで確認できます。
普通の画面ロックとの違いは「パスコードだけでは進めない操作」が増えること
通常の画面ロックは、最終的にパスコードがわかれば解除できる場面があります。一方、盗難デバイスの保護が有効だと、よく知っている場所の外では、保存済みパスワードの利用やeSIMの設定など、重要な操作の一部でFace IDまたはTouch IDが必須になります。Appleは、パスコードなどの代替手段は用意されていないと案内しています。
1時間の待機時間が入るのが大きな特徴
さらに、Apple Accountのパスワード変更やサインアウト、パスコード変更など、特に重要な設定では、Face IDまたはTouch IDで認証したあとに1時間の待機が入り、その後にもう一度Face IDまたはTouch IDで再認証しないと変更できない場合があります。これにより、盗難直後でも持ち主が「探す」で対応する時間を確保しやすくなります。
結論としては基本オン推奨
この機能は、盗難被害そのものを防ぐ機能ではありません。しかし、盗難後にApple Accountや端末設定を乗っ取られて被害が広がるのを抑える効果が期待できます。特に、保存パスワード、eSIM、Apple Accountなど重要情報をiPhoneに集約している人は、オンにしておく価値が高い機能です。
⚠️ 先に知っておきたい注意点
「盗難デバイスの保護」は万能ではありません。Appleは、Apple Payでの購入時には引き続きiPhoneのパスコードを使えると案内しています。そのため、この機能だけで完全に安心と考えるのではなく、盗難時は「探す」で紛失としてマークする初動もセットで考える必要があります。
盗難デバイスの保護で何が守られる?何は守れない?
いちばん誤解されやすいのが、ここです。この機能は「全部を止める」ものではなく、被害が大きくなりやすい操作を止めたり遅らせたりする仕組みです。Appleの案内をもとに、まずは実生活で関係が深い範囲を整理します。
Face IDまたはTouch IDが必須になる操作
よく知っている場所の外にいる場合、次のような操作ではFace IDまたはTouch IDが必須になります。
| 操作の例 | 必要になるもの | 意味 |
|---|---|---|
| キーチェーンに保存されたパスワードやパスキーを使う | Face ID / Touch ID | 盗難犯が保存パスワードを見て他サービスへ入りにくくなる |
| Safariに保存された支払い方法の自動入力 | Face ID / Touch ID | Web決済情報の悪用をしにくくする |
| 紛失モードを解除する | Face ID / Touch ID | パスコードを知っていても簡単にはロック解除できない |
| ロックされたアプリを開く | Face ID / Touch ID | アプリ側の保護を突破しにくくする |
| eSIMを設定または転送する | Face ID / Touch ID | 回線移行による乗っ取りリスクを下げる |
| 新しいデバイスを設定する(クイックスタート) | Face ID / Touch ID | 盗難端末を足掛かりに別端末へ移りにくくする |
1時間の待機時間が入る操作
より重要な設定変更では、その場ですぐ変更できないように待機時間が入ります。代表例は次のとおりです。
- Apple Accountのパスワード変更
- Apple Accountからのサインアウト
- 信頼できるデバイス、復旧キー、復旧用連絡先などのセキュリティ設定の更新
- Face ID / Touch IDの追加または削除
- パスコードの変更
- すべての設定をリセットする
- 「盗難デバイスの保護」をオフにする
ここで大切なのは、盗難犯がすぐにApple Accountの主導権を奪いにくくなる点です。パスコードだけで一気に設定を変えられないため、その間に持ち主が「探す」で紛失としてマークする余地が生まれます。
それでも守れないこと、別対策が必要なこと
一方で、守れないこともあります。Appleは、Apple Payでの購入時には引き続きiPhoneのパスコードを使用できると案内しています。また、盗難デバイスの保護は、すでに起きてしまった物理的な盗難を取り消す機能ではありません。
つまり、被害を減らすためには次のように役割を分けて考えるのが現実的です。
- 盗難デバイスの保護:重要操作の悪用や設定変更を止める、遅らせる
- 「探す」や紛失モード:盗難後に遠隔で端末をロックし、Apple Payのカードやパスを停止する
- 通信事業者や各サービス側の対処:回線停止、パスワード変更、被害拡大の防止
盗難デバイスの保護を使うための条件と設定方法
この機能は、設定項目をオンにするだけでは使えません。Appleは、いくつかの前提条件を満たしている必要があると案内しています。項目が見つからないときは、まず条件を確認するのが近道です。
設定前に必要な条件
- iOS 17.3以降であること
- Apple Accountで2ファクタ認証を使っていること
- iPhoneにパスコードを設定していること
- Face IDまたはTouch IDを設定していること
- 「探す」と位置情報サービスが有効で、「利用頻度の高い場所」が機能する状態であること
設定手順と前提条件の全体像は、Apple公式のiPhoneユーザガイドでも確認できます。なお、「探す」の設定でつまずいている場合は、「iPhoneを探す」が設定できない・うまく使えない時の対処法もあわせて確認してみてください。
設定手順は3ステップ
設定そのものはシンプルです。以下の流れでオンにできます。
- 「設定」を開き、「Face IDとパスコード」または「Touch IDとパスコード」を開きます。
- 端末のパスコードを入力します。
- 「盗難デバイスの保護」をタップしてオンにします。
iOS 18以降で設定画面の場所が分かりにくい場合は、iOS 18で設定画面の場所が分かりにくい人はこちらも参考になります。
項目が出ない、設定できないときの確認ポイント
項目が表示されないときは、たいてい次のどれかです。
- Face IDまたはTouch IDが未設定
- Apple Accountの2ファクタ認証が有効になっていない
- 「探す」や位置情報サービスの設定が不足している
- OSのバージョンが対応していない
また、新しいiPhoneへ直接転送した場合などは、盗難デバイスの保護の設定自体は復元されても、iPhoneがよく知っている場所を認識するまで遅延が発生する場合があります。
「常に」と「普段いる場所から離れているとき」はどっちを選ぶ?
ここがいちばん迷いやすいポイントです。結論から言うと、迷うならまずデフォルトの「普段いる場所から離れているとき」でよく、外出先リスクを強めに見積もる人は「常に」も十分検討価値があります。
普段いる場所から離れているとき
追加保護が強くかかるのは、自宅や職場などのよく知っている場所の外です。使い勝手とのバランスを取りやすく、まず始める設定として向いています。
常に
場所に関係なく追加保護がかかります。自宅でも重要設定の変更時に待機時間が入り、生体認証が必要な操作では常にFace IDまたはTouch IDが求められます。
「常に」を選ぶと、自宅や職場などのよく知っている場所にいても、特定のセキュリティ設定の更新で待機時間が要求され、生体認証が必要な操作では常にFace IDまたはTouch IDが必要になります。
「常に」が向く人
- 通勤、出張、旅行などで外出時間が長い人
- カフェ、電車、イベント会場など、人が多い場所でiPhoneを使うことが多い人
- 保存パスワード、eSIM、Apple Accountの重要度が高い人
- 少し不便でも、設定変更時の防御を最優先したい人
デフォルト設定が向く人
- まずは標準的な保護を無理なく使い続けたい人
- 自宅で設定変更や機種変更の作業をすることが多い人
- 必要以上に待機時間が発生するのを避けたい人
逆に、「使い勝手も大事で、まずは基本の保護を確保したい」という場合は、デフォルトのままでも十分意味があります。大切なのは、オフのまま放置しないことです。
「探す」や紛失モードとは何が違う?盗難時の役割分担を整理
盗難デバイスの保護と「探す」は、似ているようで役割が違います。前者は盗難前に有効化しておく予防策、後者は盗難後の初動対応です。
盗難デバイスの保護は事前防御、「探す」は盗難後の対応
盗難デバイスの保護は事前にオンにしておく必要があります。一方、盗難後にすぐやるべきこととしては、「探す」でデバイスを紛失としてマークすることが優先です。
紛失モードでできること
iPhoneやiPadが盗まれた場合の初動は、Apple公式の紛失・盗難時対処ページでも確認できます。紛失としてマークすると、端末はパスコードでロックされ、Apple Payで使用している決済カードやパスは使用停止になります。さらに、盗難デバイスの保護を使っている場合、紛失モードの解除にはFace IDまたはTouch IDが必要になります。
盗難直後にやることの順番
- 別の端末から「探す」を開く
- iPhoneを紛失としてマークする
- 必要に応じて通信事業者へ連絡し、回線の停止手続きを進める
- 状況に応じてApple Accountや各サービスのパスワードを見直す
「探す」の具体的な使い方や設定で迷う場合は、「iPhoneを探す」が設定できない・うまく使えない時の対処法もあわせて確認してください。
使う前に知っておきたい注意点とつまずきやすいポイント
自宅でも待機時間が出ることはある?
あります。まず、「常に」を選んでいる場合は、自宅や職場でも追加保護がかかります。また、デフォルト設定でも、新しいiPhoneへ移行した直後などは、iPhoneがよく知っている場所を認識するまで遅延が出る場合があります。自宅なのに待機時間が出たからといって、すぐ故障とは限りません。
オフにしたいときはすぐ解除できるとは限らない
「普段いる場所から離れているとき」に設定していて自宅や職場の外にいる場合、または「常に」に設定している場合、盗難デバイスの保護をオフにするにはセキュリティ継続が必要になります。つまり、必要になってからその場で即オフできるとは限りません。
売却、修理、機種変更の前に確認したいこと
Appleは、iPhoneを売却、譲渡、下取りに出す前に、盗難デバイスの保護をオフにしておく必要があると案内しています。修理や買い替えで設定変更が必要になることもあるため、直前で慌てないよう、余裕をもって準備しておくのがおすすめです。
なお、盗難対策としては有効ですが、盗難後に初めて存在を知ってオンにしても、すでに行われた操作を取り消せるわけではありません。あくまで事前設定型の防御機能として考えておきましょう。
よくある質問(FAQ)
盗難デバイスの保護は、盗まれたあとにオンにしても意味がありますか?
事前に有効化しておく前提の機能です。盗難後に初めて存在に気づいた場合は、「探す」で紛失としてマークするなど、盗難後の初動を優先するのが現実的です。
Apple Payは完全に使えなくなりますか?
盗難デバイスの保護だけで、すべてのApple Pay利用が止まるわけではありません。Appleは、Apple Payでの購入時には引き続きiPhoneのパスコードを使用できると案内しています。一方で、紛失としてマークするとApple Payで使用している決済カードやパスは使用停止になります。
Face IDやTouch IDを設定していないと使えませんか?
使えません。Appleは、盗難デバイスの保護を有効にする条件として、パスコードに加えてFace IDまたはTouch IDの設定が必要だと案内しています。
「常に」にするとかなり不便ですか?
セキュリティを優先するぶん、設定変更のたびに待機時間や生体認証が必要になる場面は増えます。ただし、外出先リスクを重視する人には、それでも選ぶ価値があります。迷う場合は、まずデフォルト設定から始めると判断しやすいです。
自宅なのに1時間待機が出るのは故障ですか?
すぐに故障とは言えません。新しいiPhoneへ移行した直後などは、よく知っている場所の認識に遅延が出る場合があります。また、「常に」を選んでいる場合は自宅でも待機時間が発生します。
まとめ:iPhoneの盗難デバイスの保護
この記事では、iPhoneの盗難デバイスの保護について解説しました。
- 役割は「盗難後の被害拡大を抑えること」:端末を盗まれ、パスコードまで知られた場合でも、一部の重要操作をFace IDまたはTouch ID必須にしたり、設定変更に待機時間を入れたりできます。
普通の画面ロックだけでは防ぎきれない場面を補うのが、この機能の強みです。
- 基本はオン推奨:保存パスワード、Apple Account、eSIMなどをiPhoneに集約している人ほど、オフのままにする理由はあまりありません。
迷う場合は、まずデフォルトの「普段いる場所から離れているとき」で始めるのが現実的です。
- 「常に」は外出先リスク重視の人に向く:自宅でも追加認証や待機時間が発生する代わりに、場所に関係なく保護が強くかかります。
利便性と防御のどちらを優先したいかで選ぶのが失敗しにくい考え方です。
- 紛失モードとは役割が違う:盗難デバイスの保護は事前防御、「探す」と紛失としてマークは盗難後の初動です。
どちらか片方ではなく、セットで備えることが大切です。
「盗難デバイスの保護」は、これで絶対安全になる機能ではありません。ただ、盗難時に被害を小さくするための重要な一手です。まだオフのままなら、まずは条件を確認してオンにし、自分の使い方に合わせて「常に」まで必要かを判断してみてください。
あわせて「探す」の設定も確認しておくと、盗難前の備えと盗難後の初動をつなげやすくなります。







